実費徴収・上乗せ徴収とは?給食費や行事費など園が集める費用をやさしく解説

「この費用、保育料とは別に集めていいの?」と迷ったとき

遠足のバス代やアルバムの代金を集めようとして、「これは保育料に入ってるんだっけ」「別に集めていいのかな」と迷ったこと、ありませんか。 そこで関わってくるのが、実費徴収・上乗せ徴収です。

実費徴収・上乗せ徴収とは?ひとことで言うと

実費徴収・上乗せ徴収とは、保育料とは別に、園が保護者から集める費用のことです。 ざっくり言うと、「保育料には含まれない、実際にかかった分や、園独自のサービス分のお金」と考えると分かりやすいと思います。

大きく2つに分けられます。「実費徴収」は、給食の材料費や遠足代、アルバム代など、実際にかかった費用を保護者にお願いするものです。「上乗せ徴収」は、通常の保育を超えた園独自の取り組みなど、上乗せ分の費用をいただくものです。どちらも、対象にできる費用や保護者への示し方にはルールがあり、自治体や園の種類で扱いが違います。最新は所管自治体や公式情報で確認してください。

保育料の入った大きな貯金箱とは別に、給食・遠足・アルバムと書かれた小さなお財布が並び、保護者から実費が集められている、実費徴収を表したイラスト
実費徴収・上乗せ徴収は「保育料とは別に集める、実費や園独自の費用」

園の事務ではどこで使う?

実費徴収・上乗せ徴収は、こんな場面で関わってきます。

保育料とは別の、保護者からのお金のやりとり全般に関わります。

なぜ大事なのか

実費徴収・上乗せ徴収は、ルールと保護者への説明をきちんとしないとトラブルになりやすいお金だからです。 何を・いくら・なぜ集めるのかを事前に示しておかないと、「聞いていない」というすれ違いが起きます。重要事項説明書などで丁寧に示しておけば、保護者も納得して支払え、後の問い合わせも減ります。集めてよい費用かどうかの確認も欠かせません。

具体例で見る

たとえば、年度途中で入園した子がいて、すでに年度はじめにアルバム代を一括で集めていたとします。 この子からはいつ・いくら集めるのか、逆に途中で退園する子に集めすぎた分はどう返すのか、といった精算の判断が必要になります。 事務としては、「何の費用を・いつ・いくら集めたか」を整理しておき、入退園のたびに過不足を確かめるのが役割です。日割りや返金の考え方とあわせて押さえておくと安心です。

つまり園の事務では?

実費徴収・上乗せ徴収を扱うということは、「保育料とは別の費用を、保護者に分かる形で示して、過不足なく集める・精算する」作業です。事前の説明と、入退園時の精算の2つを丁寧にやるのがコツです。

知らないとどう困る?

ルールや説明があいまいだと、「勝手に集められた」と感じる保護者が出て、信頼を損ねます。 また、入退園のときに精算を忘れると、集めすぎ・集め足りないが起きて、後から修正に追われます。集めてよい費用かの確認を怠ると、監査で指摘を受けることもあります。

よくある勘違い

明日やるならこれ

今年度に保護者から集めている費用を1つずつ書き出して、「何の費用か」「保護者にどこで示したか」を確かめてみましょう。示した記録が見当たらない費用があれば、説明のしかたを見直す出発点になります。

ひとことで言うと

実費徴収・上乗せ徴収とは、保育料とは別に給食費や行事費などを保護者から集める費用のことです。

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