FIELD NOTES FOR NURSERY STAFF

保育園事務ノート

園を支える人のための、やさしい実務メモ

無料ツール|印刷用チェックリスト

保育園の就業規則、作成・変更の手順と職員への周知のしかたチェックリスト

全部にチェックが入る園は多くありません。**最低ラインは①最新版がどれか分かる②届出の控えがある③職員が見られる場所にある**の3つです。ここが押さえられていれば、まず形になっています。

  • 【最低ライン】いまの最新版がどれか、事務が即答できるか
  • 制定日・改定日の履歴が、規則の中に書かれているか
  • パート・非常勤を含めた在籍人数を数えたことがあるか(10人以上か)
  • 賃金規程・育児介護休業規程など、別冊の規程も一緒に管理できているか
  • 育児・介護休業まわりが、2025年の改正内容を反映しているか
  • パート・有期職員に適用される規程があるか(本則の適用範囲が書いてあるか)
  • 過半数代表者を、民主的な方法で選んだ記録が残っているか
  • 【最低ライン】労働基準監督署の受付印がある控えを保管しているか
  • 【最低ライン】職員がいつでも見られる場所(棚・共有フォルダ)にあるか
  • 変更したとき、変更点をまとめた紙を職員に配ったか
  • 周知した日と方法が、記録に残っているか
  • 労働条件通知書・雇用契約書の内容と食い違っていないか

なお、この記事で整理しているのは園の中で進める手順の型です。個別の条文の書き方や、不利益変更にあたるかどうかの判断は、園の実情によって変わります。最終的な確認は、所轄の労働基準監督署や社会保険労務士など、専門の窓口にご相談ください。

改定した就業規則を職員室の書棚のいちばん手に取りやすい場所に立てて置き、ほっとした表情でこちらを見ている保育園の事務担当者

就業規則を直す仕事は、直したその日に誰かから感謝されるものではありません。でも、職員が「休みってどうなってるんだろう」と迷ったとき、開けば答えが書いてある本が職員室にある。それは、園で働く人の安心を静かに支えている仕事です。

一度に全部を新しくしなくて大丈夫。今年は育児休業のところだけ、来年は勤務時間のところだけ。そうやって少しずつ現実に近づけていけば、規則はちゃんと園のものになっていきます。まずは棚から一冊、出してみるところから。

この内容は記事「保育園の就業規則、作成・変更の手順と職員への周知のしかた」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ