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保育園のかみつき・ひっかきチェックリスト
全部そろえるのは大変です。**最低ラインは、①その日のうちに口頭で伝える②時刻と場面を記録する③名前の扱いを園で統一しておく、の3点**。ほかは落ち着いたときに整えれば十分です。
- 【最低ライン】その日のお迎え時に、口頭で伝えたか(連絡帳だけで終えていないか)
- 【最低ライン】いつ・どこで・どんな場面かを、時刻つきで記録したか
- 【最低ライン】相手の名前を伝えるかどうか、園として決まっているか
- 伝える順番が「事実 → お詫び → これから」になっているか
- 発達の説明を、いちばん最初に持ってきていないか
- 手当ての内容とその後の様子を、時刻とセットで伝えたか
- かんだ側の保護者にも、その日のうちに伝えたか
- かんだ側の子が「悪い子」として扱われていないか
- 受診が必要な傷の目安と、園長に上げる線引きが決まっているか
- 記録が、既存の事故・ヒヤリハット様式にそろっているか
- 月に一度、時刻と場面の傾向を見直しているか
なお、受診の要否や自治体への報告が必要かどうかの判断は、傷の程度や自治体の通知によって変わります。ここで整理しているのは事務としての段取りであって、医学的な判断ではありません。個別の判断は、園長・主任と嘱託医、自治体の案内に沿って決めてください。保護者から強いお申し出が続く場合は、園内の苦情解決の仕組みにつないで、受付担当・第三者委員の枠組みで記録に残すほうが、担任ひとりが抱えずに済みます。

かみつきの跡を見つけた日は、お迎えの時間が近づくほど気持ちが重くなります。伝えなければいけないのに、伝えたら悲しませてしまう。その板挟みを、園の誰かが毎回引き受けています。
でも、その重さは、子どもの体についた小さな跡をちゃんと見つけて、ちゃんと向き合おうとしているから生まれるものです。見過ごしていれば、重くなりようがありません。気が重いこと自体が、園がていねいに預かっている証拠です。
明日から全部を変えなくて大丈夫です。まずは「名前を伝えるかどうか」だけ、園で言葉をそろえてみてください。それだけで、次に跡を見つけた日の足取りは、少し軽くなります。
この内容は記事「保育園のかみつき・ひっかき|保護者への伝え方と記録の残し方」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ