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保育園で離婚・別居の相談を受けたらチェックリスト
全部を一度にそろえるのは大変です。**最低ラインは、①緊急連絡先を最新にする ②引き渡してよい人を紙で決める ③その2つを担任と共有する、の3点**。ほかは落ち着いてからで間に合います。
- 【最低ライン】緊急連絡先(第1・第2)と日中つながる番号を更新したか
- 【最低ライン】引き渡してよい人の一覧を、保護者と確認して紙にしたか
- 【最低ライン】その一覧を、担任と園長・主任に共有したか
- 一覧にない人が来たときの対応と、最終判断者を決めてあるか
- 断るときの受け答えを、園の言葉として用意してあるか
- 手紙・請求書の送り先を確認したか
- 連絡先を、名簿・アプリ・緊急連絡カードのすべてに反映したか
- 「教えないでほしい」という申し出は、園長に上げたか
- 記録の置き場所と、開ける職員の範囲を決めたか
- 「なぜ」ではなく「誰に渡すか」だけを現場に共有できているか
- 支給認定・保育料は、園で判断せず窓口を案内したか
- 園内での呼び名をどうするか、保護者の意向を確認したか
なお、親権や監護をめぐる個別の判断、また引き渡しを拒む・拒まないの最終的な線引きは、法的な検討が必要になる場面があります。ここで整理しているのは事務としての段取りであって、法律上の助言ではありません。判断に迷うときは園長・法人を通じて、自治体の担当課や必要に応じて専門家に相談してください。保護者どうしの対立が園に持ち込まれる形になってきたときは、担任や事務がひとりで受け止めず、園内の苦情解決の仕組みや第三者委員の枠組みにつなぐほうが、記録も残って安全です。

家庭の事情を打ち明けられた日は、聞いたあともしばらく気持ちが残ります。何と言えばよかったんだろう、あの受け答えでよかったかな、と夜に思い返すこともあると思います。
でも、園がやるべきことは、実はそんなに多くありません。連絡先を直して、渡してよい人を決めて、記録を静かにしまう。この3つができていれば、その子の毎日は変わらずに続きます。園がしているのは、家庭が揺れているあいだも、子どもの日常だけはいつもどおりに保つ仕事です。それは、とても大きな仕事です。
明日から全部を整えなくて大丈夫です。まずは、引き渡してよい人の一覧を1枚作ってみるところから。1枚あるだけで、夕方の玄関に立つ人の心細さが、ずいぶん軽くなります。
この内容は記事「保育園で離婚・別居の相談を受けたら|連絡先と引き渡しの整理」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ