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資金収支計算書と事業活動計算書の見方チェックリスト
最低ラインは、**①2つの表の役割の違いを言える ②予算と決算のズレが大きい科目を把握している、の2点**です。ほかは、できるところから少しずつで十分です。
- 【最低ライン】資金収支計算書は「お金の出入り」、事業活動計算書は「1年の成果」と、役割の違いを説明できるか
- 【最低ライン】資金収支計算書の「差異」の列で、ズレの大きい科目を3つほど把握しているか
- ズレの大きい科目について、理由を1行で書き添えているか
- 事業活動計算書の「サービス活動増減差額」を、前年度とくらべたか
- 2つの表の差額が違う理由(設備の購入・積立・減価償却費など)を、1行で言えるか
- 年度中に買った設備や遊具、大きな修繕が、どちらの表のどこに出ているか確かめたか
- 積立資産への積み立て・取り崩しの金額を把握しているか
- わからない科目を、税理士さんや法人本部に質問するメモを作ったか
- 気づいたことを、次年度の予算づくりのメモに残したか
なお、ここで紹介したのは社会福祉法人会計基準にもとづく決算書の基本的な見方です。株式会社やNPO法人などが運営する園でも、委託費の使い方の報告などで、資金の収支を示す書類の提出を求められることがあります。様式や細かい取り扱いは、法人の種類や自治体によって違うため、その年度の自治体の案内や担当課、顧問の税理士さんに確認してください。

決算書は、数字がぎっしり並んでいて、最初は誰でも身構えてしまう書類です。でも、その数字の1つひとつは、この1年に園で毎日続けてきた保育や事務の積み重ねでもあります。給食を作り、遊具を直し、職員の給与を払い、将来のために少しずつ積み立ててきた——決算書は、その1年を数字で書いた記録です。
全部をわかろうとしなくて大丈夫です。今年は「差異」の列に印をつけるところまで。来年はそこに、前の年とのちがいを1行足す。そうやって1年ずつ、決算書は読める書類になっていきます。
まずは、付せんを1枚。ズレの大きい科目に貼ることから始めてみましょう。
この内容は記事「資金収支計算書と事業活動計算書の見方|保育園の決算書をやさしく」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ