FIELD NOTES FOR NURSERY STAFF

保育園事務ノート

園を支える人のための、やさしい実務メモ

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保育園のICT化が進まないときチェックリスト

全部そろえるのは大変です。**最低ラインは、①反対の声を困りごととして聞いた②目的を「誰の手間が減るか」の1行にした③紙に戻れる期間を決めた、の3点**。ほかは、試しながら少しずつ整えれば十分です。

  • 【最低ライン】使いたくない理由を、ひとりずつ聞いたか(言い返さずにメモしたか)
  • 【最低ライン】目的を「誰の、どの手間が減るか」の1行で言えるか
  • 【最低ライン】試す期間と、合わなければ紙に戻る道を決めたか
  • 範囲(クラス・人)と機能を1つに絞って始めたか
  • 気軽に聞ける人を決めて、職員に伝えたか
  • よく聞かれる操作を、写真入りのメモ1枚にまとめたか
  • 入力する時間を、休憩や持ち帰りではなく勤務の中に確保したか
  • 子どもの前で端末を使う場面と、職員室で入力する場面を分けて考えたか
  • 1か月後の振り返りの日を、先に決めておいたか
  • 楽になったことを、具体的な言葉で職員全体に共有したか
  • 紙とアプリの二重記録が、いつまでも残っていないか

なお、どの機能を使うか・端末をいくつ用意するかは、園の規模や使っているシステムによって変わります。システムそのものが園に合っていないと感じたら、保育ICTシステムの選び方:迷わないための比較ポイントで、困りごととの相性を見直してみてください。

午睡中の静かな職員室で、保育士がタブレットに入力しながら事務担当者と笑顔で言葉を交わしている場面

ICT化を任された人は、園の未来と、今日の現場の忙しさのあいだに立っています。「使ってほしい」と「無理をさせたくない」のあいだで揺れるのは、どちらも大事にしているからです。

職員の「使いたくない」に向き合っている時点で、あなたはもう、ただ道具を入れる人ではなく、園の働き方をいっしょに整えている人です。表に出にくい事務の仕事が、園の安心を支えています。

明日から全部を変えなくて大丈夫です。まずは1人だけ、「今いちばん手間がかかっているのはどこですか」と聞いてみてください。そこから、園に合ったICT化が始まります。

この内容は記事「保育園のICT化が進まないとき|職員の抵抗を和らげて定着させる進め方」のチェックリストです。印刷してそのままお使いいただけます。 / 無料ツール一覧へ